木工事、順調に進行中です。 2009年7月 4日
先日無事に上棟が行われ、引き続いて屋根じまいの工事が
施されていきます。
上棟当日に途中まで施工されていた垂木を、残り全ての屋根に
掛けていきます。
垂木の上には遮熱シートと呼ばれる銀色のシートが敷かれました。
この遮熱シートを敷きこむことで、太陽の熱による室内の温度上昇を
防ぐことができます。
内部からの様子です。
遮熱シートでしっかり屋根全体が覆われています。
遮熱シートを押さえ込むように乗せられている角材は、通気胴縁と呼ばれる材です。
屋根と屋根下地との間に空間を設けることで、屋根裏の通気をよくすることができます。
屋根じまいと平行して、内部では筋交い・金物の設置が行われています。
筋交いとは、地震や台風などによって建物に加わる力に耐え、建物を強固にする
ために入れられる斜めの材です。
場所によって力の掛かり方が変わるため、シングル・ダブルの筋交いが使い分け
られています。
梁・柱・筋交いが金物によってしっかり緊結されています。
土台には防腐のための柿渋が塗布されています。
茶色く色が変わっているのが柿渋の色です。
こちらの梁は室内に木がそのままあらわれるため、化粧梁となっています。
真っ白の漆喰の室内と木の梁のバランスがとても楽しみなリビングです。
バルコニーも下地の施工が完了し、FRP防水の施工を待つばかりです。
リビングとバルコニーの床のレベルを合わせるためにバルコニー側の床を少し下げる
工夫が施されています。
現場にはサッシも搬入され、まぐさの施工・サッシ設置が順次行われる
予定です。
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