無添加住宅Q&A
天然素材なら何でも大丈夫ですか?
そうとは言えません。
例えばスギやヒノキが長生きなのは、自分自身を虫や腐朽菌から守る化学物質を出しているのです。
これも多すぎると人に害を与えます。化学物質過敏症の人は気分が悪くなるそうです。
家をつくる時、例えば土台や柱にはヒノキを使い、内装には化学物質をあまり出さない木や漆喰を使う、といったバランスが重要なのです。
無添加住宅とはどんなものですか?
無添加住宅の建材は天然素材を吟味して選びました。
例えば、化学ノリに代わる接着剤として、米で作る「米のり」、動物の骨と皮で作る「にかわ」などを使っています。
また問題の多いビニールクロスに代わる内装素材として、独自開発の漆喰(しっくい)を使用するなど、化学物質を使わない無添加の素材と工法で住まいづくりを進めています。