無添加住宅とは
【無添加住宅とは】

体に良くないものは使わない。こんな当たり前のことに目をつぶってきたのが日本の住宅産業です。コスト優先、均一な品質で大量生産するために、化学建材を 多用した住宅づくりが「シックハウス」を生み出したと言えるでしょう。
そこで私たちは、化学ノリをいっさい使わずに家を建てることはできないものかと、長年研究し、ついに体に良い、無添加の家を完成させました。さらに、建材などには天然素材を吟味して選び、究極の無添加を実現。化学物質を使わずに、自然で健康な家づくりを進める「無添加住宅」の誕生です。

さつまホームは地球環境に配慮し、人にやさしく、喜んでいただける家づくりを提供するために日夜努力を重ねてまいりました。
低価格で高品質のローコスト住宅は、住宅業界に一石を投じました。そのローコスト住宅をベースに、高齢者にやさしいユニバーサルデザインの住宅を提案。定年後を快適に過ごせる個人のライフスタイルにあった50歳からの家づくりに着手しました。
そしてさらに進化したのが"家族の健康を守る家"、すなわち「無添加住宅」です。
化学物質によるシックハウス症候群は、研究が進むにつれて見えないところでますます脅威を及ぼしています。さつまホームが新たに取り組む健康住宅に、ぜひご期待ください。
シックハウス症候群は、化学建材や接着剤、塗料に含まれる有機溶剤などの化学物質が原因で人体に悪影響をもたらす病気です。
新築やリフォームされた家に引っ越した途端、喉の痛みや頭痛、目がチカチカするという症状に見舞われるケースが少なくありません。シックハウスは人体に蓄積された化学物質が許容量を超えると発症するといわれ、誰もが「今まで平気だから大丈夫」とは断言できないのです。
また、シックハウスの症状がさらに深刻になると化学物質過敏症になります。整髪剤や芳香剤にすら過敏に反応してしまい、日常生活に支障をきたします。やがて自律神経症状などが現れ、身体の機能が麻痺してしまう怖い病気です。これらの問題は決して他人事ではありません。
ある調査によると台所で重大な化学変化が起こり、発がん性のあるダイオキシン類が高濃度で発生しているのではないかと推測されています。シックハウスや化学物質過敏症は寒い地方に暮らす女性、とくに主婦に多いという結果も見過ごせない理由です。
また、一方では化学物質による胎児への複合汚染も懸念されています。千葉大学医学部の森千里教授らの研究では、母親の身体に蓄積された化学物質がへその緒を通じて胎児に移行し異常をきたすという報告です。化学物質が人体に与える恐ろしい影響を、改めて私たちは認識する必要があるでしょう。
日本の住宅には塗料や接着剤に使われるトルエンやキシレンなどの有機溶剤、ビニールクロスの可塑剤、合板に染み込ませた防腐剤、畳の防虫剤など実に多様な化学物質が使われています。
「無添加住宅」は、シックハウスの原因といわれるこうした化学物質を一切使わない天然素材の家なのです。たとえば、接着剤は化学棚の代役として米糊や膠(にかわ)を使用。防虫、防錆には化学物質の代わりに柿渋や塩を使っています。また、ビニールクロスに代わる内装素材としてオリジナル漆喰(しっくい)を開発するなど、極限まで自然素材にこだわりました。
すでに「無添加住宅」や無添加仕様のリフォームによって、シックハウスの症状が改善されたという報告も相次いでいます。化学物質を使わない究極の健康住宅「無添加住宅」をぜひ体験してみてください。
「無添加住宅」仕様 | |||||||
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理由があります、さつまホームのこだわり。
さつまホームは、『無添加住宅』を採用しました
数年前からテレビなどで取り上げられ、大反響を呼んだ「無添加住宅」は、シックハウス症候群や化学物質過敏症に悩む人たちのために開発されました。人体に害を及ぼす可能性のある化学物質をとことん排除し、「食べられる家」とまで言われる安全な住環境を実現したのです。
開発したのは、兵庫県西宮市にある「株式会社無添加住宅」の秋田憲司社長です。自他共に認める「植物マニア」である秋田社長は、その自然素材に対する知識をフル活用し、自らの足で世界中を回って、体にとって安全な建材を集め、また開発してきました。この結果、工業製品では決してマネのできない、「世界でいちばん自然に近い家・無添加住宅」を商品化することに成功。その趣旨に賛同する全国のハウスビルダーに、建材の供給を行っています。
さつまホームは、2005年12月に株式会社無添加住宅から建材の供給を受けるための契約を締結。無添加住宅の認定仕様に従った住宅の建設ができるだけでなく、その独自の無添加素材を、従来の当社商品に使用することが可能になりました。
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無添加住宅の考案者、秋田社長(右)と対談するさつまホームの新留。思いを同じくする2人の対談は休むことなく続きました。 | 秋田社長は突然バーナーで漆喰の壁を焼きはじめました。漆喰は燃えないばかりか、上から消石灰を塗るだけで焦げ跡も消えてしまいました。 | |
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無添加住宅の室内の一例 壁はオリジナルの漆喰、床はムク材のフローリング、天井には天然の竹あじろを使用しています。 |
無添加住宅の外観の一例 外壁は柿渋で防水処理をしたオリジナルの漆喰、アクセント部分はジュラシックウッドストーンと呼ばれる古代の木の化石を貼っています。 |
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